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思考は熱いうちに壁ドン

みんなキモくてみんないい

電子書籍とメルマガと対談と雑感

【特集 本格化する電子出版】座談会 いま電子出版に 必要なものはなにか【前編】 (1/2)(スタジオジブリ) - BLOGOS(ブロゴス)
【特集 本格化する電子出版】座談会 いま電子出版に 必要なものはなにか【後編】 (1/2)(スタジオジブリ) - BLOGOS(ブロゴス)


感想
・メルマガは既に専門化かつ産業化していて素人が安易に手を出せなくなってるみたいだ。
・ブームが起きるきっかけとなった堀江氏のメルマガの時点から、売る構造が完成していた。
・素人が手を出しても数週間でネタが枯渇して配信できなくなる可能性が高い。
・かならず編集者の助けをかりて二人三脚でことを進めないと一人では難しい業界なのか。


 電子書籍も含めたコンテンツ産業の理想とは『制作者の懐が安定して潤い、よりすばらしいコンテンツが世に生まれること』かな。

 どうやら素人ユーザーがメルマガのような文章だけで戦うようなことはかなり頑張らないといけないっぽい。映像や音楽などマルチメディアコンテンツだと受け手は何も考えずとも頭に入るし送り手も宣伝もしやすい。文字媒体のみとなると宣伝も流行らせるのも難しいんだろう。固定ファンがつけば強力だと思うけど、メルマガを含めた電子書籍というのは専門家、著名な文化人だけが儲かる収益構造になるのだろうかと考えてしまう。

 素人の文章からアイドルは生まれてくるのだろうか。編集という名のプロデューサーがいないとスタートをきれない業界になっていくのかもしれない。素人誰の手助けなくマネタイズを目指すなら、cakesなどの月額の庭に入れてもらって、孵化器のように金銭的に援助されながら育ててもらう必要が出てくるのだろうか。

 あと対談を読んだ雑感。
 ツイッターのタイムラインが個人の観測範囲の限界だとして、たとえば同じリツイートでタイムラインが埋め尽くされると、まるでブームが起きていると錯覚してしまうことがある。それはネット全体の流行のように考えてしまうほどだ。メルマガの人口がどれほどのものかわからないが、流行りつつあると聞く。しかし、実はその流行すら識者自身の内輪で流行っているだけなのかと蚊帳の外から想像してしまう。もしそうであるならば、ツイッターのタイムラインが「近所」というたとえでいえば、この対談自体が井戸端会議になっていると考えられるな。ただ、お金はその井戸の周りに集中しているのは確かだし、ネットの中で観測地点をどこに向けるかで中心は変わってくる。

 現在のメルマガのマネタイズに成功しているのは、この対談されている方達が中心になっていると思う。対談を読んでいると、少なくともメルマガのコンテンツ作成のノウハウは既に専門化されて素人が安易に手を出せないような状態なんだろうなあ。もし新期に始めるには知名度もないといけないし、コンテンツの内容も社会の視点or専門性を高めないと難しいのかもしれない。